わたしがすきなブログ

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久しぶりに食べてしまった。痩せなくてはと決めた日以降、だいすきなラーメンを食べてこなかったけど、折角という思いで食べたよ!美味しかった。とてもボリューミー。中太麺を濃厚なつけ汁につけて啜る。添えてあるすだちを麺に絞れば、お口に爽やかな香りが広がり鼻に抜け、脂っこさを回避している気になるのでとても良かった。

 

帰り道はルンルンしながら、andymoriを聴いた。最後の武道館をみた日の方が遥かに記憶としては新しいのに、そのずっと前に見た野外でのandymoriを思い出していた。六年前の夏の話だね。

掴まれて離さないような感覚じゃなくて、磁力で引きつけられてしまってるかのように、雨降る中ポケーーーーッとジワーーーーーンと見てた。瞬く間だった。

 

部屋着にandymoriを着る!

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ところで、度々はてなブログを辞めてはまた始めてみたりを繰り返しているが、わたしがすきなブログは、淡々と一瞬が切り取られていたりするものがすき。

一瞬の感情でも、体験でも、思考でも。

特に、音楽といった芸術の領域に対するそういうものをみるのがすき。

有益であるような記事、ディスクレビューやおすすめアーティスのまとめは、新しく音楽を聴く機会にもなるし、何から聴けばいいか手探りの状態に出会うととても参考になるので、常々有り難く思う。そして、その世界中に散りばむ音楽を一つの観点から纏める事が出来る人は素晴らしい。

客観でありながら主観。主観でありながらも均一性が保たれるものを選べる才能。

何がいいたいかと言うと、嗜好とは主観で、必然的に偏りは持つもの。

だって、音楽が好きって言って、じゃあ何が好き?となったときに「ロック」「アイドル」「洋楽」などと、答える。

自分の五感で捉えた物を、評価する難しさたるや。自分の定規しかない状態で評価というものをしてしまう怖さ。

 

だから、私にはディスクレビューやおすすめアーティスの紹介といった事が出来ない。微塵も。

少々大袈裟になってるが、ニュアンス的にそういうブロガーにはなれない。に、近い。

このアルバムの何曲目がすきだな〜〜ってのを、こっそり書くくらいがいい。

けど、そこに共感を多少なりとも求めてしまう私は愚かである。

 

いずれにせよ、

絵描きにとっての絵や書道家にとっての書、小説家にとっての小説がどんなに輝いているものなのか知りようもない。

美はそれぞれの心の中に現れるものだ。

自分を主張することはあるし、時にぶつかることはあっても、人の心の中までは知り得ないのだ、という謙虚さをいつでも持たなくちゃいけないなと思う。
何がその人の中で起こってるのか、想像はできても実感できない。

逆に、人からなんと言われても自分が美しいと感じたものは美しい。
それは人に認めてもらうものじゃない。
そっと心の中に抱いていればいい。

 

小山田壮平さんのブログを読み。

改めて、そっと心の中で抱き続けていようと思いました。