食欲のバグ

先週、ズー→湯→カラオケ。パンケーキ。

今週、湯→焼き鳥→カラオケ。ミルクセーキ→ライブ。

 

という週末を過ごしました。

週末が週末として機能して良かった。120%の週末だったんじゃないか。それもこれも友人のおかげ。感謝。

 

全部事細かに連ねたいが、力量が足りない。あと気合も足りてない。訳でありますが、先日見たおとぎ話とSISTER JETのGIGの所感を連ねる。

 

いろんな意味で待ってました!ってツーマンだったんですが、まず2010年ぶりにみたシスタージェット。八年前なので当時十五歳。その翌年に17ってタイトルの曲をリリースして、ネットで仲良かった子は十七歳だったからMVに出演できてたっていうのをよく覚えている。(私は十六歳)、何となく歯痒かった。まあそれこそ多感な十代の半ばに聴いてたバンドです。社会が学校だった頃。当時のことを思い返したらキリがないくらい色んな事思ってたし、当時の衝動から繋がっている事もあって、地続き、、、

その一つに先日見たGIGを共にしたおともだちの存在があるし。

そんな八年ぶりにみたSISTER JETのセトリです。

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2曲目から7曲目まで文句ナシすぎ。そして、その流れをハローグッバイデイズで締める辺り、興奮したな〜〜。思わず、ともだちにギャーギャーいいながら抱きついた。

そして、シスタージェットは先日のライブを終えたらその先のライブの予定がなくて、ここ数年そんなペースだからなにやってたんだ?とともだちと話してたりもしたが、謎のままだった。でも、MCで五歳になる娘がいるって事を発してて、おい空白の数年は子育てだったんか〜〜〜〜いって笑った。

物販にいたkidsは男の子だったので、ワタルの子じゃないだろうけど、ケンスケさんにめちゃくちゃ似てたからあの子はきっとケンスケjrだとして、いや〜二人とも幸せそうでよかった!!

そして、やっぱり同世代のバンドはそろそろ中堅になるくらいに活動してるけど、MCでワタルはその当時は調子に乗ってたとか、皮肉ダラダラでナイスって感じだった。音楽自体は一見ポップだけど、ワタルは皮肉な人さ。やけくそだしね、そんな気持ちで掻き鳴らすテレキャスターはサイコーだった。やっぱりシスタージェットテレキャスターの音が好きだし、テレキャスターが好きだと気づかせてくれたのもシスタージェットだし、そういう事じゃないか。

 

 

そんな気持ちになったシスタージェットでした。

 

次!おとぎ話。

私の話からさせてもらうと、おとぎ話が活動し出してた当時から聴いていたわけではない。何となく銀杏BOYZの二番煎じのイメージがあって素直に聴けなかった。っていうのがあり数年はふーんと視界には入ってたくらいなんですが、再び聴くきかっかけとなったのが2016年にリリースしたISLAYというアルバム。アートワークから、あれ?こんなバンドだったか?と思い、聴いた。そしたら案の定、私が知ってたおとぎ話じゃなくなってたし、進んでた方向が好みでめちゃくちゃ良かった。その後はその前作のカルチャークラブを聴いて、旧作も聴いて。「いいじゃないか・・・(とほほ)」という感じで今はだいすき。

そんなこんなで、先日新しいアルバム「眺め」をリリースした。ネットインタビューで有馬さんが今作は理想の音楽に辿り着いたと言ってて、ものすごく納得した。

銀杏BOYZのファンに聴いてもらえる音楽をとどこか縛られて活動してた初期からレーベル以降して、自分たちの好きなように音楽ができるようになっての三作。俄然私は直近の三枚が好きだし。でも、初期のアルバムもすきさ。おとぎ話ってバンド名があるように、色鮮やかでガチャガチャしてる。ポップ、確かに言われてみればグラムロックっぽい。

 

一昨年くらいから聞きだして初めてライブを見た。正しくライブバンドだった。アルバム一枚買うならライブ一本見た方がおとぎ話の魅力は伝わると思った程に。めちゃくちゃいいバンドだよ。バンド組んだことがねーから分からんけど、バンドのバランス?がすげ〜よかった。大袈裟かもしれないがフーのように。フーのドラマがキースじゃなきゃいけないのとか、ベースがジョンじゃなきゃだめなのとか、ギターがピートじゃなきゃダメなのとか、ボーカルがロジャーじゃなきゃダメなように。思えばこれはピープルにも言える。兎にも角にも、ステージ上の四人の空気感が好きだった。リズム隊が下でどっしりと構えていて淡々と音を鳴らす、その上でギターが自由に気持ちよさそうに演奏してる姿。

 

セットリスト

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一曲目の純真、真っ赤なライトと畝るギターがとても印象的で釘付けになってしまった。

四曲目の太陽の讃歌はアイラで好きな曲。この曲の後半がプログレっぽく展開してくんだけど、そこのタメも有馬さんの煽りっぽい遊び心もよかった。そしてその次五曲目もアイラから。これちょー好き。純粋に。

十一曲目で少年、かかってこいよ未来。

十三曲目のコスモス。一時期アートのニーナの為にを浴びるように聴いてた時期があるんですが、コスモスもその枠に入る楽曲。浴びるように染み込ませるようにずっとずっと聴いてたくなる。最後のリフでギターの牛尾さんとボーカルの有馬さんがギターを掲げて、最後ネック同士を合わせノイズを鳴らすんだけど、なんだあれ、カッコいいとか凄いとかじゃなくてグッとくる。グッときた。

 

 

そんなコスモスのライブ映像。音は割れてるけどこれが一番いい映像だと思った。

 

最後のギャラクシーまで本当に一瞬でとても気持ちがいい音楽を聴けた。

また、早くおとぎ話が見たい。ウエーン、ワンマンのチケットは取ったけど九月まで全然待てないので、何か見に行く。

 

あ、あと牛尾さんが着るツェッペリンのTシャツちょーよかった。

 

2018年ナンバーワンライブでした。