侘び寂び

人生この先、何事もなかったかのように終わる気がしてる。それに伴い既に絶望に近い心持ちがある。音楽と服。どっか社会に馴染めないものをちょっぴり人より早く好きになったりして大きくなったけど、それを取り巻く現実に怯えや恐怖があって足を踏み込むことがなかったずっと。そうしたらあっと言うまに二十二歳。私は好きな物に対して一歩踏み込もうとする時に何かを失う怖さが優先されてしまって、希望が絶望に変わってしまう。そんなこんな。何時迄も絶望しててくすぶってクソダサい。

 

先日渋谷La.mamaにライブを見に行った。演者が入れ替わる所謂転換の時間が死ぬほど息苦しくて、ストレスで泣いてた。人があまり入っていなくて軽々しく二列目で見られるような状況。

存じ上げていなかったバンドの時はずっと後ろにいた。隅っこにいたけど、それでも同年代か少し上の女の人が周囲にいては、周り見まわすかのようにしていて、目が合う。とても冷ややかな目で、惨めさを突きつけられているようだった。こっちは何も思ってなかったけど、目が合う度に心が荒んでって、悲しくなった。ニコニコ写真撮ったりして、フラッシュの光がコッチを向いてたりと。知ったこっちゃなんかないしなんら羨ましい訳でもないのに、彼女らにの視界に入った瞬間点数つけられているようで死ぬほど心地悪い。クソほど心地悪い。女子大に行った友だちが言ってた、女はマウンティングする生き物だと。

わかってんだ、別にその人らを責めるつもりは一切ないし、きっとこの場でなくどっかで仲良くなればいい子なんだと思う。世の中に悪い人なんてそんないないって思うし、みんなみんないいところがある。そこを無視して人を自分の気分だけで評価したら、責めたりするのはとんでもなくナンセンスだ。

ただただ、とんでもないほど居心地悪くて、心地悪さの原因が女の人たちだったのは事実。好きな音楽を聴ける場に常々どこか心地悪さを感じるのはライブハウスに行き始めた頃から変わらない。居場所は無い。

 

たまたまの気分の低下。なんとかなる。なってきた。それもそれでくだらなさに嫌気がさす。この感情は偽物か?一過性か?

 

気が滅入ってばっか。泣きながら夜道歩いて吸い込まれるようにコンビニへ入り、チョコレートとどら焼きを買った。餡子が甘すぎて、なんでこんな甘いのってくらい甘かった。一瞬何もかもどうでもよくなった。

 

朝、目が覚めていっそ息の根を止めたい と思うほど、社会に出たくなくて仮病にて仕事を休む。精神が弱弱。

 

無常感がすごい。

 

ファック・シット・ヘイト