2017年夏

先日は渋谷にてClap your hands say yeahとHeaven for realを見てきました。

f:id:neeeec:20170824010953j:image

 

轟音に包まれた数時間は、今にも干からびそうな心身に水をもたらしてくれた。つまり、と〜〜〜〜〜っても良かった。

Heaven for realはカナダ出身の昨年CDデビューしたばかりのバンド。終始、身体がユラユラ揺れて揺れっぱなしだった。

ステージにいた四人のうち二人が双子の兄弟らしかったが、目が悪い私はわかりませんでした!でもきっと、始めはベース弾いてた人が数曲やってギターの人のギターを持って、逆に始めはギターを弾いてた人が数曲やってベースの人のベースを持って歌ってたので、この二人だと思われます。このお二方が自由気ままに歌を歌うのもすごく気に入った。

楽器置いてダンスしたり、足トントンするところもすきでした。

それとメンバーの四人中三人(ドラムの方は見えなかった)がナイキのスニーカー履いてて、カナダはナイキが人気なのかな?!と思った。(私はadidasが好きです。)

 

その後に、Clap Your Hands Say Yeahでした。かなり曲数やった。もうさ、瞬き煌めく音にメロディーにを浴び続けられて、幸福感で一杯。

 このバンドは特にドラムがすきだと思った。釘付けになってしまっていた。(しかし、サポートの模様)

身体の大きな方で、バスドラムのキックの音が力強くて気持ちいい気持ちいい。例えるなら、サラサラ書けるアクロボールという1mmのボールペンで力強く文字を書いている感じです。たとえ力を弱めてもサラサラ書ける。薄れることはない。しかし、力強く書いてもキチンと書ける。それと、芯の太さは0.5mmじゃなく1mmという太めではあるものの、決して主張しすぎることはない。存在感は抜群。そんなボールペンのようなドラムだった。

ドラムに釘付けになってしまってたのは事実だが、クラップ自体とんでもなく良かった。ボーカルのアレックさんの声、表現がすきだ〜。ヘロヘロ〜〜っとしてるがどこまでも伸びていくんだ。それが愉快なサウンドに乗っていくんだ。そんな声に飛び乗ってイケイケ!大気圏の突破だ!突き抜けろ!って宇宙飛んで行きたい。

 

Heaven For Real

ヘンテコ祭り。例えばギターは手で弾くけど、この人たちは足の指でひいちゃってるだろみたいな、奇妙なポップセンス。終盤のスネアの音好き。

 

Clap Your Hands Say Yeah

ファーストアルバム収録の一曲を。コレすっっっっっっっごくドラムが気持ちよかった。

 

以上!とってもいいライブでした!

 

そんで、先ほどThe Stone Rosesのファーストを久しぶりに一周神経を震わせて聴いたら、口が開いて、渇いて、兎に角溜息吐いてた。アルバム単位で此処まで完成された作品って生まれるんだという、再認識。奇跡とも言えるけど、なんていうんだろう、例えるならジェンガみたい。よくこれで崩れないなってジェンガ。脆さでは無いギリギリさがあって、つまりはきっと究極なのかもしれないと感じた。

 

と、文章打ってたら脳みそが前後に揺れ出して、視界がグワングワンして止まんねえ。お終い。 

 

・:・追伸・:・

The Killersの来月リリースするアルバムからの1曲がMV公開された。

イントロがドラムだけだったり、ベースだけだったりのようにシンプルで、シンプルであればあるほど何が起こるのかワクワクする。し、そのワクワクに対しても引っ張れば引っ張るほど、高まる。

空気を入れ続け膨らんでいく風船に、今にも破れるッ!って状態でわざわざ鋭い針で思いっきりパンッと破られた!って感じ。まさにイントロのベースの1音目にやられたら。そして、キラーズ節炸裂してる。