生きにくさの心持ち

 

高校生の頃に好きだった服を着たり選んだり、買ったりという行為が苦痛になっていた。

何を着たらいいかわからない。人が見てる。お金がかかる。年相応。流行りには乗りたくない。この理由としては、電車で似た服を着てる誰かを見たら萎えるから。比べてしまうから。必然的に劣っていると思うから。好きな服を着たらいいと思う。だが好きな服と言えば、パジャマ。新宿や渋谷に平気でパジャマ着て行けてしまって、会う人の反応に凹むだけなの。アハハハハ。

先日四十代と六十代の方にバブル時代、一世風靡をしたマハラジャ(復活版)に連れて行ってもらった。流行りの肩出ししてるおばさんがたくさんいた。とても綺麗だった。踊っているおじさんとおばさん。そこの空間には女と男がいて、女は女らしさで全ての評価が決まってしまう空間だった。つまり、女にカテゴライズされる私に生きる術はないと思った。そう思ったらいきなり世界が閉ざされてしまった。

東京は楽しい。東京は出来上がってる世界がいくつもある。若者の街原宿。古着の街下北沢。居心地の良さを探し求めつつもどんな世界なのか覗きに、色んなところに足を突っ込んでは、ここでは無いと感じ、後退る。後退りの先はレコード屋さんだったりして、いつから私は私以上に音楽を好きになってしまったのか。色んなことする度にすり減ってゆくこれっぽっちもの自尊心。こんな状態にある時出来ることは、音楽を聴くことだけ。

 

最近聴いたもの

Virgins

Ready to Recieve

 

直近だと以上の三枚。

この中では、アニマルハウスが良かった。一曲一曲に裏と表というか、1と2があるようなアルバム。ライドの方のハンドですね。中古屋で中々欲しい音源が見当たらない最近。

 

 その他だと、oasisblurくるりをよく聴いていたりしている。

 

今日はnirvana聴いて、明日を迎える。